この国もいよいよ危ない状況になってきた。戦前に普通選挙法が制定されると同時に「治安維持法」という稀代の悪法(悪法などないという立場もあるが)が制定されたことは有名であるが、この10年くらいでそうした戦前と限りなく近似するように、そうした法律の制定や法案の提出があった。
最近になって、もっとも治安維持法に匹敵するような法案の提出があった。
「共謀罪」という法律である。
この法律は犯罪の実行がなくても犯罪の共同謀議さへ存在するならば、犯罪が成立するというものである。
もしもこの共謀罪が制定されると、たとへ酒の席でも冗談で「あいつはなまいきだ。みんなでとっちめてやろう」とか言ったとすれば暴行罪の共同謀議があったことになり、犯罪が成立することになるであろう。
法案には大概の犯罪の「共謀罪」が表になって規定されているので簡単に大概の犯罪の「共謀罪」が
成立してしまうのである。
そうなると、この国も警察国家化への道をまっしぐらに突き進むことになる。
このブログに多数(3人以上)がコメントをしようとしてくれましたが、グーグルブロガー以外の人はコメントできなかったという。なぜでしょうか?
返信削除